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2017.08 金融研究

2017年度金融研究報告B
日銀の損失、今すぐ出口に向かうとどのくらいか

報告B:異次元緩和からの出口
日銀の損失、今すぐ出口に向かうとどのくらいか

左三川郁子、高野哲彰

 日本銀行が2013年に始めた量的・質的金融緩和(QQE)政策、通称「異次元緩和」からの出口論が盛り上がっている。米国や欧州が出口に向かい始めたことに加えて、将来日銀に発生する損失という副作用を考えてもなお、緩和を続ける意味があるのかが問われ出した。本リポートでは、もし日銀が今すぐ出口に向かったら、どのくらいの損失が発生するかを考えてみたい。異次元緩和が長引けば損失はさらに大きくなると予想されるため、本リポートで示す損失額は「少なく見積もってもこのくらいにはなるだろう」というボトムラインである。




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