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中期経済予測(2007-2020)

都道府県別予測 予測期間の平均成長率 1位沖縄、2位東京、3位神奈川
「輸出バブル」はく落で愛知は4位

2009年4月9日発表

飯塚信夫・日本経済研究センター主任研究員 、白井大地・日本経済研究センター研究員

ポイント
・世界経済悪化による輸出減の影響で加工組立業比率が高い程、成長率が大きく低下。
・中期的な成長率は民間消費を通して人口成長率が規定。沖縄、滋賀など上位に。
・地域間の経済水準格差は縮小、2020年はバブル前程度に。

 日本経済研究センターは、2007年から2020年までの都道府県別の実質成長率と名目成長率の予測を行った。
 この期間、日本全体(全県計)の成長率の平均は0.8%となるが、それを上回るエリアは関東、中部の2地域である(表1)。もちろん、両地域、特に中部は足元の世界経済の急激な落ち込みにより、07-10年度の平均成長率は大幅なマイナスになる。しかし、世界経済が復調すると見込まれる2010年代に入ると、製造業(加工組立業)比率の高い中部では「輸出増→設備投資増」という好循環が期待される。また、日本全体で関東、中部のみが人口増加が続くと見込まれることも成長率を高める要因となる。日経センターでは、中期経済予測の一環として昨年から都道府県別の成長力予測を行っており、今回が2回目の公表となる。足元の急激な悪化を反映した都道府県別の中期的な経済成長の姿を提示するのが本稿の目的である。今回は実質成長率だけでなく、名目成長率の予測も行った。

表1 平均実質成長率(%)
07-1011-15 16-20 07-20
全県計-0.7 1.6 1.4 0.8
北海道・東北-0.8 1.3 1.2 0.6
関東-0.6 1.8 1.5 0.9
中部-0.9 1.7 1.5 0.8
近畿-0.8 1.5 1.3 0.7
中国-0.9 1.4 1.3 0.7
四国-0.9 1.3 1.2 0.6
九州-0.8 1.5 1.3 0.7


※本レポートは、第35回 中期経済予測の成果の一つである。

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本文本文

【内容】
表1 平均実質成長率
表2 実質成長率ランキング
表3 (参考)前回予測 実質成長率ランキング
表4 県内総生産に占める加工組立業生産比率
表5 人口成長率ランキング
表6 実質成長率ランキング順位の変遷
図1 年代別の平均実質成長率の寄与度分解
図2 実質県内総支出の全国比
図3 一人当たり県内総支出の変動係数

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