第60回日経・経済図書文化賞、受賞者の発表

2017/11/3

「日経・経済図書文化賞」とは

日本経済新聞社と日本経済研究センター共催の2017年度・第60回「日経・経済図書文化賞」受賞図書は下記の通りです。この賞は過去1年間に出版された経済図書の中で特に優れた図書に贈られるものです。
PDF 第1回~これまでの全受賞作品

受賞作品

健康政策の経済分析 (東京大学出版会)
岩本康志・鈴木亘・両角良子・湯田道生 著

塩とインド (名古屋大学出版会)
神田さやこ 著

働き方の男女不平等 (日本経済新聞出版社)
山口一男 著

人材覚醒経済 (日本経済新聞出版社)
鶴光太郎 著

データ分析の力 因果関係に迫る思考法 (光文社)
伊藤公一朗 著

現代的課題扱う良書多く(審査委員長/立正大学教授 吉川 洋)

60回の節目を飾るにふさわしい現代的な課題を扱った優れた書物が受賞作に選ばれた。特に一般読者を念頭においた啓蒙書に良書が多く、日経賞の歴史を通じて初めて2冊同時の受賞が決まった。

「根拠に基づく政策」が立案される前提として必須とされる実証分析の蓄積が日本ではいまだに十分ではない。『健康政策の経済分析』(岩本康志ほか著)は、福井県の協力により利用可能となったレセプト(診療報酬明細書)の個票データを用いて、様々な健康政策についてどれだけ効果があるのか、政策評価した力作である。

審査委員(順不同)

吉川洋(立正大学教授)
八代尚宏(昭和女子大学特命教授)
斎藤修(一橋大学名誉教授)
岩井克人(国際基督教大学特別招聘教授)
本多佑三(大阪学院大学教授)
杉原薫(総合地球環境学研究所特任教授)
伊藤元重(学習院大学教授)
井堀利宏(政策研究大学院大学特別教授)
桜井久勝(関西学院大学教授)
池尾和人(立正大学教授)
深尾京司(一橋大学教授・日本貿易振興機構アジア経済研究所長)
岡崎哲二(東京大学教授)
翁百合(日本総合研究所理事長)
沼上幹(一橋大学教授 )
大竹文雄(大阪大学教授)
松井彰彦(東京大学教授)
原田亮介(日本経済新聞社論説委員長)
岩田一政(日本経済研究センター理事長)