第16回マクロモデル研究会をオンライン開催ー66名参加し多岐にわたる成果を議論―
2022年9月9日、計量分析の専門家が最新の研究成果を報告し議論する「第16回マクロモデル研究会」(アジア太平洋研究所(APIR)と日本経済研究センター共催)をオンライン上で開催した。今回は全国各地から66名が参加し、9件の報告があった。テーマはDSGE(動学的確率的一般均衡)モデルの改良研究、CGE(一般均衡)モデルを用いた人工知能(AI)導入による産業間賃金格差の分析、移住に関するアンケート調査を活用した県別経済予測、家計内消費の実態分析、景気を把握する新指数など、多岐にわたった。
当センターはAPIRとの共催で本研究会を今後も開催する予定で、ここで得た知見や人的ネットワークを、今後の研究に生かしていく考えだ。(研究本部)
*本研究会は入江啓彰・近畿大教授、当センターの小野寺敬・首席研究員、加藤久和・明治大教授、西山慎一・神戸大教授、林田元就・電力中央研究所上席研究員、松林洋一・神戸大教授(50音順)の6名が運営に当たっている。 また、本研究会は、発表テーマをマクロモデルに限定せず、統計や景気指標、あるいは予測手法などの周辺分野も取り上げている。
バックナンバー
研究会の要旨(PDF形式)をご紹介します。※発表者の所属、肩書きは講演当時のものです。
- 2021年
-
全国から60名が参加し、最新の研究成果を議論―マクロモデル研究会をオンライン開催―
- 2020年
-
コロナ禍を計量分析,先端モデルも―マクロモデル研究会をオンライン開催―
- 2019年
-
新たな「波」を定量分析、AIの応用も―マクロモデル研究会を開催―
- 2018年
-
訪日客や貿易戦争の評価、定量的に―マクロモデル研究会を開催
- 2017年
-
最新モデルからクライン教授の遺作まで―マクロモデル研究会を開催
- 2016年
-
関西経済に焦点、多様なモデルの応用も―マクロモデル研究会を大阪で開催
- 2015年
-
景気・政策をモデルで評価、最新成果一堂に―マクロモデル研究会を開催
- 2014年
-
地域経済に焦点、アベノミクスの分析も―マクロモデル研究会を大阪で開催
- 2013年
-
成長戦略を定量的に評価・議論―マクロモデル研究会を開催
- 2012年
-
日本経済の中長期課題を議論―マクロモデル研究会を開催
- 2011年
-
経済激変下の政策課題にどう応えるか―マクロモデル研究会で議論
- 2010年
-
政策課題を活発に議論-マクロモデル研究会開催
お問い合わせ先
公益社団法人 日本経済研究センター 研究本部
マクロモデル研究会事務局(小野寺,蓮見,佐倉)
〒100-8066 東京都千代田区大手町1-3-7 日本経済新聞東京本社ビル11F
TEL : 03-6256-7730