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アジア・コンセンサス調査
(第8回/2017年~2019年)
インド、7%成長に回復へ~ASEANも好調維持
――18年に相次ぐ選挙、「政治リスク」に関心
2017/12/25
日本経済研究センターは、アジアのエコノミストを対象に各国の経済成長や物価、為替動向などの見通しを聞いたアンケート「JCER/日経 アジア・コンセンサス」の第8回調査結果(調査期間:11月29~12月15日、有効回答数43)をまとめた。調査対象6カ国(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ、インド)のうち、東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国では9月の前回調査と同様、好調な輸出や内需を牽引役として、成長率見通しを上方修正する回答が目立った。物品サービス税(GST)導入による混乱などから成長に陰りが見えたインドも10~12月期以降は7%成長を回復するとの強気の予想となった。
(英語サイト)JCER/Nikkei Consensus Survey on Asian Economies
※12月26日付の日本経済新聞朝刊、NARに関連記事掲載
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