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長期経済予測 「2050年への構想」最終報告 (「2050年への構想」最終報告/2013~2050年)

グローバル長期予測と日本の3つの未来

-経済一流国堅持の条件

主査:岩田 一政
  代表理事・理事長

2014/02/19

超高齢化に伴う負担増、巨額債務を抱える財政の立て直し。困難が待つ中でも活力を保ち、豊かさを享受できるのか。それとも改革に二の足を踏み、生活水準低下に耐えるのか。行く手を分けるカギは、人口減少への対応と日本の潜在力をフル活用するためのイノベーションを呼び込む制度づくりだ。フランス並みの子育て支援を導入し、国や社会を開いて移民や外資、新規参入者を呼び込み、女性を登用する。社会、経済を抜本的に変革すれば、日本は成長が加速し1人当たり所得を世界のトップ3まで高めることが可能だ。また2050年の世界経済を予測すると、覇権を握るのは米国であり、中国は現状の政治経済体制のままでは成長は大幅に減速する。

1人あたり国民総所得

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※2013年5-12月にWEB上で公表した「2050年への構想」シリーズについて加筆・修正しました。グローバル長期予測は14年1月時点で得られた実績値を反映し情報を更新。報告書は14年2月下旬に会員の皆様にお送りしました。

バックナンバー

2019/12/04

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最終報告 2019~2060年

主査:岩田 一政猿山 純夫田原 健吾 小林 辰男

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