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短期経済予測 (2019年4-6月期~2021年1-3月期)

第178回<速報>景気は転換、「緩やかな拡大」から「減速」局面に

―回復鈍らせる米中摩擦ー

主査:西岡 慎一
  主任研究員
総括:宮﨑 孝史
  副主任研究員
総括:髙橋 えり子
  ESP事業室長兼副主任研究員

2019/05/20

日本経済研究センターは、最近の金融経済情勢と5月20日に内閣府が公表した2019年1-3月期のGDP速報(1次速報値)を踏まえて、従来の予測(以下、SA177R)を改訂し、「第178回四半期経済予測」(以下、SA178)を取りまとめた。本稿では、その概要を紹介する。

19年1-3月期の実質GDP成長率は前期比+0.5%とプラス成長となったが、その内容は悪い。輸出・設備投資・個人消費はいずれも減少した。18年後半以降の米中貿易摩擦への懸念が続いており、中国をはじめ世界経済の減速につながっている。半導体やスマートフォンなどの分野を中心にグローバルな製造業の調整色が深まっている。緩やかな拡大を続けてきた日本の景気も、減速局面に転換したと考えられる。

<短期予測説明会を開催します>※会員限定

東京:05月29日(水) 15:30~17:00  / 大阪:05月30日(木) 14:00~15:30

 

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