一覧へ戻る
短期経済予測
(2019年7-9月期~2021年1-3月期)
第179回<速報>景気は減速、長引く米中対立が足かせ
―外需の不振、内需がカバーー
2019/08/09
日本経済研究センターは、最近の金融経済情勢と8月9日に内閣府が公表した2019年4-6月期のGDP速報(1次速報値)を踏まえて、従来の予測(以下、SA178R)を改訂し、「第179回四半期経済予測」(以下、SA179)を取りまとめた。本稿では、その概要を紹介する。
日本経済の減速感は強まりつつある。19年4-6月期の実質GDP成長率は前期比+0.4%と3四半期連続のプラス成長となった。個人投資や設備投資などの内需がけん引した。しかし、米中摩擦を巡る不透明感が強く、グローバルな製造業の調整色が深まっている。この影響は日本にも及び、低調な外需が製造業の生産・投資活動を弱め、景気の足かせとなっている。
<短期予測説明会を開催します>※会員限定
東京:08月21日(水) 14:00~15:30 / 大阪:08月22日(木) 14:00~15:30
バックナンバー
- 2022/05/19
-
第190回<速報>22年度、出だしは好調も、後半には伸び悩みへ
―米国のインフレ展開次第でさらなる円安リスクあり―
2022年4-6月期~2024年1-3月期
- 2022/03/11
-
ウクライナ侵攻があおるスタグフレーション・リスク
─戦争長期化なら23年度マイナス成長に─
2022年1-3月期~2024年1-3月期
- 2022/02/25
-
【web説明会】第189回四半期経済予測
国内民需の反動増と海外下押し要因のせめぎ合い
ー新型コロナと共存できる社会作りをー2022年1-3月期~2024年1-3月期
- 2022/02/16
-
第189回<速報>22年度、好発進もスタグフレーションのリスクあり
―ウィズコロナに向けて新たな行動様式や社会規範の構築を―
2022年1-3月期~2024年1-3月期
- 2021/12/09
-
「供給難」の改善遅れ、21年度内の景気回復を下押し
─オミクロン株との負の相乗効果が最悪リスク─
2021年10-12月期~2024年1-3月期