一覧へ戻る
短期経済予測
(2020年1-3月期~2022年1-3月期)
第181回<速報>中国の新型肺炎、景気回復に打撃
―20年度の成長率は3年連続でゼロ近傍―
2020/02/17
日本経済研究センターは、最近の金融経済情勢と2月17日に内閣府が公表した2019年10-12月期のGDP速報(1次速報値)を踏まえて、これまでの予測(19年12月時点、以下、SA180R)を改訂し、「第181回四半期経済予測」(以下、SA181)を取りまとめた。本稿では、その概要を紹介する。
日本経済は減速している。19年10-12月期の実質成長率は、増税後の消費の落ち込みが響き、前期比-1.6%と大幅に減少した。20年に入ってからは、新型肺炎の影響で中国の経済活動が非常に強い制約を受けている。この影響は、製造業や観光関連を中心に日本にも打撃を与える。1-3月期は15年以来となる2四半期連続のマイナス成長に陥る公算が大きい。
<短期予測説明会を開催します>※会員限定
東京:2月26日(水) 14:00~15:30 / 大阪:2月27日(木) 14:00~15:30
バックナンバー
- 2022/05/19
-
第190回<速報>22年度、出だしは好調も、後半には伸び悩みへ
―米国のインフレ展開次第でさらなる円安リスクあり―
2022年4-6月期~2024年1-3月期
- 2022/03/11
-
ウクライナ侵攻があおるスタグフレーション・リスク
─戦争長期化なら23年度マイナス成長に─
2022年1-3月期~2024年1-3月期
- 2022/02/25
-
【web説明会】第189回四半期経済予測
国内民需の反動増と海外下押し要因のせめぎ合い
ー新型コロナと共存できる社会作りをー2022年1-3月期~2024年1-3月期
- 2022/02/16
-
第189回<速報>22年度、好発進もスタグフレーションのリスクあり
―ウィズコロナに向けて新たな行動様式や社会規範の構築を―
2022年1-3月期~2024年1-3月期
- 2021/12/09
-
「供給難」の改善遅れ、21年度内の景気回復を下押し
─オミクロン株との負の相乗効果が最悪リスク─
2021年10-12月期~2024年1-3月期