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景気後退確率
8月の景気後退確率は10.5%
先行指数が3ヵ月連続で上昇
2020/10/08
日本経済研究センターがまとめた2020年8月の景気後退確率は10.5%となった(図1)。鉱工業用生産財の在庫率やマネーストックの伸び、中小企業売上げ見通しなどの改善により、同確率の計算の基礎となる先行指数が3ヵ月連続で上昇したことによる。内閣府は7日、一致指数から機械的に算出する景気の基調判断を13カ月ぶりに「悪化」から「下げ止まり」に上方修正した。同確率はすでに、景気後退を脱した可能性を示唆する動きとなっている。
【図1 景気後退確率(2020年8月)】
【表1 景気後退確率と先行CIの推移(過去1年間)】
* 2020年7月分公表時より、景気後退確率の推定方法を見直しました。詳しくは、こちらをご覧ください
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