一覧へ戻る
景気後退確率
9月の景気後退確率は7.1%と低位
先行指数はコロナ前の水準上回る
2020/11/10
日本経済研究センターがまとめた2020年9月の景気後退確率は7.1%となった(図1)。消費者態度や鉱工業用生産財および最終需要財の在庫率などの改善により、同確率の計算の基礎となる先行指数は4ヵ月連続で上昇、新型コロナ感染拡大の影響が顕在化する前の今年2月の水準を上回った。それとともに同確率は、景気後退の目安となる67%を大きく下回る低位となった。
【図1 景気後退確率(2020年9月)】
【表1 景気後退確率と先行CIの推移(過去1年間)】
* 2020年7月分公表時より、景気後退確率の推定方法を見直しました。詳しくは、こちらをご覧ください
バックナンバー
- 2023/03/09
-
1月の景気後退確率は94.0%
先行CIは約2年ぶりの低水準
- 2023/02/09
-
12月の景気後退確率は92.3%に
19年11月以来の高水準
- 2023/01/12
-
11月の景気後退確率は80.8%に上昇
再度警戒水準超える
- 2022/12/08
-
10月の景気後退確率は35.3%に低下
警戒水準を下回る
- 2022/11/10
-
9月の景気後退確率は75.8%に上昇
生産関連指標が先行CI押し下げ