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景気後退確率
6月の景気後退確率は5.7%に低下
先行指数の2ヵ月ぶり上昇で
2021/08/10
日本経済研究センターがまとめた2021年6月の景気後退確率は5.7%となった(図1)。消費者態度や新規求人数、鉱工業用生産財在庫率などの改善により、同確率の計算の基礎となる景気の先行指数が2ヵ月ぶりに上昇したことで、同確率は景気後退の目安となる67%を大きく下回る水準となった。ただ7月以降、東京などで緊急事態宣言が発令されているほか、足元では新規感染者が急増しており、先行きは不透明感が強い。
【図1 景気後退確率(2021年6月)】
【表1 景気後退確率と先行CIの推移(過去1年間)】
* 2020年7月分公表時より、景気後退確率の推定方法を見直しました。詳しくは、こちらをご覧ください
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