一覧へ戻る
景気後退確率

7月の景気後退確率は19.6%に悪化

先行指数の2ヵ月ぶり低下で

下田 吉輝
  研究員

2021/09/08

  日本経済研究センターがまとめた2021年7月の景気後退確率は19.6%へ前月から上昇した(図1)。マネーストック(M2)の伸びの減速や鉱工業用生産財在庫率、中小企業売上げ見通しなどの悪化により、同確率の計算の基礎となる景気の先行指数が2ヵ月ぶりに低下したためである。依然として同確率は景気後退の目安である67%を下回る水準となっているが、8月の消費者態度はコロナ感染者の急増を受けて悪化しており、先行きは予断を許さない。

【図1 景気後退確率(2021年7月)】

【表1 景気後退確率と先行CIの推移(過去1年間)】

  * 2020年7月分公表時より、景気後退確率の推定方法を見直しました。詳しくは、こちらをご覧ください

バックナンバー

2022/11/10

9月の景気後退確率は75.8%に上昇

生産関連指標が先行CI押し下げ

下田 吉輝

2022/10/11

8月の景気後退確率は54.9%に低下

消費者態度改善が先行CI押し上げ

下田 吉輝

2022/09/08

7月の景気後退確率は84.7%に上昇

消費者態度悪化が先行CI押し下げ

下田 吉輝

2022/08/09

6月の景気後退確率は71.1%に上昇

「早期警戒シグナル」点灯

下田 吉輝

2022/07/08

5月の景気後退確率は45.2%に上昇

中国ロックダウンで生産指標悪化

下田 吉輝