一覧へ戻る
中期経済予測
(第44回中期経済予測 論点)
反グローバル化の底流を読む
雇用揺らぎ穏健主義が後退ーデジタル化への備えも急げー
2017/12/01
米国と英国で噴出したグローバル化や経済統合に背を向ける動きの底流には何があるのか。新興国からの輸入品流入という貿易要因に加え、自動化やIT(情報技術)化などの技術進歩が、先進国の雇用・賃金をぐらつかせている。米国政治は「トランプ以前」から変調を来しており、穏健な立場には戻りにくい。内向き志向に歯止めをかけるには、グローバル化だけでなく、経済社会のデジタル化に備えた人材や制度づくりが重要になる。最近の学術研究や関連データを頼りに考えていく。
バックナンバー
- 2023/03/08
-
自由貿易推進と自前主義脱却でイノベーション拡大を
DXと人的資本投資が切り拓く成長軌道
第49回中期経済予測 2022-2035年度
- 2022/12/07
-
30年代、マイナス成長常態化の恐れ
貿易赤字定着、公的債務残高も増加続く
第49回(標準シナリオ)中期経済予測 2022-2035年度
- 2022/04/01
-
ウクライナ侵攻後の日本経済
資源高、20年代半ばゼロ成長の恐れ
制裁強化ならマイナス成長も
DX、資源高にも医療介護の生産性向上にも有効第48回 2021-2035年度
- 2021/12/07
-
DX社会の構築なければ、30年代はマイナス成長に
米中対立激化なら20年代後半にもマイナス成長の可能性
第48回(標準シナリオ)中期経済予測 2021-2035年度
- 2021/06/15
-
米国経済の行方を読むバイデン財政、経済の振れを拡大
ゼロ金利、早めの軌道修正も
第48回 2021-2035年度