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中期経済予測 (第44回中期経済予測 論点)

人生100年 10年長く就業を

――世代格差 均せる可能性

猿山 純夫
  首席研究員
前田 佐恵子
  主任研究員
蓮見 亮
  特任研究員
黒岩和輝(研究生、アフラック)
   

2018/02/22

高齢化は社会保障費の増加につながり、現役世代の負担はさらに重く――。高齢化=暗い将来という図式になりがちだ。しかし同時に進む長寿化により、若い世代ほど長い人生を享受でき、今より長く働くことも自然になる。支えられる側から支える側へ。現役引退を今より10年遅らせると、社会保障給付が削減でき財政が改善。その分を現役層の負担軽減に回せば、世代間格差を均すことができる。30歳ずつ離れた3世代の生涯収支と消費から検証した。人生100年時代には65歳の引退は早すぎる。70代まで働ける制度作りを進めるべきだ。


※2月初めのPAFTAD(太平洋地域の貿易と開発に関する国際コンファレンス)で報告した分析です。コンファレンスの報告集をもとにした本がAustralia National University Pressから20年8月に出版されました。Achieving Inclusive Growth in the Asia Pacific Edited by: Adam Triggs, Shujiro Urata / 9章に、同論文を収容しています。Chapter9 Intergenerational equity under increasing longevity – Sumio Saruyama, Saeko Maeda, Ryo Hasumi and Kazuki Kuroiwa

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