<大阪>社会課題解決にAIをどう活用するか *7/30 開催延期分 

石山洸・
エクサウィザーズ社長
開催:
09月03日(木) 14:00~15:30
会場:
日本経済新聞社大阪本社ビル 1階カンファレンスルーム

デジタル社会を迎え、データを活用する能力が社会や経済、産業の競争力を左右する傾向が強まっています。人工知能(AI)を社会課題解決にどのように使い、ビジネスに生かしていくのか。様々な領域で最先端のAIを用いたプロダクト・ソリューションを提供するAIベンチャー企業、エクサウィザーズの石山氏に、新型コロナウイルスへの対応も含めてAI活用の現状や課題、展望について聞きます。

■講師略歴(いしやま こう)
東京工業大学大学院総合理工学研究科知能システム科学専攻修士課程修了。2006年リクルートホールディングス入社、15年AI研究のRecruit Institute of Technology所長。17年から現職。静岡大学客員教授、東京大学未来ビジョン研究センター客員准教授

■講演録要旨
To Do型からTo Be型への転換を
―従業員の意識構造改革がカギ

①地球規模の最も根深い社会課題の1つは高齢化だ。高齢者介護の世界では、様々な立場の人が密接に関係し合っている。この現場にAIを導入することで、全ての関係者に恩恵がもたらされる。AIはウエルビーイングの最大化を達成する技術である。
②AIを活用したデジタルトランスフォーメーション(DX)は、今後、進展が加速する見通しだが、ビジネスモデルの進化が追い付いていない。目先の対応に終始するTo Do型から先を見据えて新たなプロダクトを開発するTo Be型に進む必要がある。
③そのためには人材の育成が必要だ。上司と部下の1対1ミーティングで従業員の意識構造を発達させ、デジタル技術の活用とデータによる可視化で透明性を上げることで、人はあるべき姿に育っていく。そして多様なスキルを持つ人材を組み合わせていけば、社会課題を解決するディーププロダクトが生まれるだろう。

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