ダボス理事会を終えて

竹中平蔵・日本経済研究センター研究顧問
開催:
09月08日(水) 14:00~15:00
会場:
---
*収録動画の配信および、資料の掲載はございません

■要旨

①2021年8月の世界経済フォーラム理事会では、コロナと共生しながら経済を活性化し、カーボンニュートラルを実現するという強い意志が欧米諸国から伝わってきた。また、人権問題に象徴される米中対立が極めて厳しい状況であると感じた。

②菅政権は1年強で終焉を迎えるが、2050年のカーボンニュートラルやデジタル庁の発足など、大きな改革を行った。一方、医療体制の抜本的な整備ができなかったことやネットで拡散される政権批判に対応できなかったことが課題として残った。

③次期政権には、社会不満の背景にある困窮者への現金給付や第4次産業革命を勝ち抜くための5G投資を期待したい。さらには、コロナ禍で浮き彫りになった日本社会のガバナンスの問題を根本的に見直すべく、第3次臨時行政調査会をスタートさせてはどうか。