リサーチデータ活用の最前線―ビジネスから世論調査まで

鈴木督久・日経リサーチシニアエグゼクティブフェロー
聞き手)刀祢館久雄・日本経済研究センター研究主幹
開催:
10月21日(木) 14:00~15:00
会場:
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*収録動画の配信期間:2022年1月20日まで

■講師略歴
(すずき とくひさ)1982年早稲田大学卒業、日経リサーチ入社。90年日本経済新聞社編集局政治部記者、2005年日経リサーチ取締役。20年から現職。20年から総務省統計研究研修所客員教授、21年独立行政法人統計センター理事

■要旨
①企業がマーケティング・リサーチで得たデータを分析すれば、市場を把握して効果的なマーケティング活動を検討することが可能になる。また、実行した活動の効果を検証することもできる。

②自社内にある顧客データだけでは知りたい項目が用意されていないことも多い。その場合、別のデータを融合することが有効な解決策になる。データ同士に共通する項目があれば、それを手掛かりに統計的手法を用いてデータを融合でき、知りたい項目の値を推定することが可能になる。

③実験や調査をせずに蓄積されるビッグデータには、目的に対応して設計された構造を持たないという特性が課題となる場合があるが、実験や調査でも不完全なデータとなる状況もある。その欠測を補正する手法が研究されており、公的統計調査や世論調査でも用いられている。