最新の調査のポイント

4~6月期成長率は年率0.19%-10~12月期にGDP、コロナ前水準を回復-

2021/07/08

「ESPフォーキャスト調査」とは

経済企画協会が2004年から実施してきた「ESPフォーキャスト調査」事業を2012年4月より日本経済研究センターが引き継ぎました。 この調査は日本経済の将来予測を行っている民間エコノミスト約40名から、日本経済の株価・円相場を含む重要な指標の予測値や総合景気判断等についての質問票に毎月回答頂き、その集計結果から、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするものです。

―お知らせ―

調査レポート「コロナ前水準回復、2023年にも ―ESPフォーキャスト調査長期予測からー 」を公表しました。(2020年12月15日)

「2019年度評価に関するテクニカルノート」を公表しました。(2020年10月14日)

「2019年度優秀フォーキャスターに聞く」を公表しました。(2020年10月14日)

「景気の転換点予測をフォーキャスターに聞く」を公表しました。(2020年10月14日)

2019年度優秀フォーキャスターを公表しました。(2020年10月7日)

調査レポート「コロナ前水準回復は3年以上先 ―ESPフォーキャスト調査における見通しの推移― 」を公表しました。(2020年8月14日)

 

ESPフォーキャスト7月調査(回答期間:2021年6月28日~7月5日)の主な結果は以下のとおりである。

  • 2021年4~6月期の実質GDP成長率(前期比年率)は0.19%と6月調査とほぼ同じであった。需要項目については、輸出入が上方修正されたが、個人消費と設備投資は6月調査並みであった。7~9月期は4.90%増の見込み。それ以降成長率が鈍化していくものの、10~12月期には、GDPの水準は新型コロナウイルス感染前の19年10~12月期の水準を回復する。なお、21年4~6月期の成長率について、回答者37人中23人がプラス、14人がマイナスとみる。
  • 年度の実質GDP成長率は、2021年度は3.63%、22年度が2.66%、23年度は1.35%と6月調査とほとんど同じであった。21年度は内外需ともGDPにプラスに寄与する。22年度は民間需要の伸び率が前年度より高まるが、公的需要と外需の伸びは鈍化する。
  • 消費者物価上昇率は2021年4~6月期はマイナス0.02%だが、7~9月期にプラスに転じる。年度でみると、21年度は0.27%、22年度は0.54%の見込み。失業率は、4~6月期に2.91%へ上昇してから、10~12月期以降低下していく。
  • 原油価格の予想は8ヵ月連続で上方修正され、2021年に65.03ドル/バーレル、22年は64.47ドル/バーレルとなる。対ドル円レートは2月調査以降、円安方向への修正が続き、2021年度は109.53円、22年度は109.79円という予想である。
  • 半年から1年後にかけて景気上昇を抑えるリスクのトップは「新型コロナウイルスの感染状況」で、それに「中国景気の悪化」、「米国景気の悪化」、「原油価格の上昇」が続く。5月に実施した前回調査と比較すると、「原油価格の上昇」という回答が増加した。

予測記録(中位・高位・低位平均データ、長期予測総平均)(EXCELファイル)

日本経済研究センター会員およびESPユーザー限定閲覧となります。ESPユーザーの皆様は、お送りしているID・パスワードでお入り下さい。

調査結果の公表予定

2021年8月調査8月12日頃   
2021年9月調査9月14日頃   
いずれも15:00頃を予定

過去の調査結果はこちら