1~3月期成長率は、年率マイナス2.89% ―「18年10月が山」と33人中17人が回答―
2020/03/17
―お知らせ―
■「2018年度評価に関するテクニカルノート」を公表しました。(2019年10月24日)
■「2018年度優秀フォーキャスターに聞く」を公表しました。(2019年10月16日)
■2018年度優秀フォーキャスターを公表しました。(2019年10月9日)
■調査レポート「駆け込みあるも小規模との見方―19年9月調査と前回の消費増税時の比較― 」を公表しました。(2019年9月20日)
2020年1~3月期の実質GDP成長率(前期比年率)は、マイナス2.89%となった。新型コロナウイルスの影響によって、3.63%ポイント成長率が押し下げられた。2月調査と比べると、3月9日に内閣府が公表した四半期別GDP2次速報や新型コロナウイルスの影響を反映し、3.22%ポイント下方修正された。 年度の実質GDP成長率は、19年度はマイナス0.01%、20年度はマイナス0.16%に下方修正された。 米国のFFレート、日本の実勢長期金利の予想は低下した。 景気の転換点は、山が「過ぎた」という回答が33人中29人に達した。山の時期は、「18年10月」が17人で、「19年5月」、「19年10月」といった見方がそれに続く。 四半期別の景気判断は、1~3月期は後退、7~9月期は回復という見方はほぼコンセンサスであるが、その間の4~6月期については見方が分かれた。
予測記録(中位・高位・低位平均データ、長期予測総平均)(EXCELファイル)
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調査結果の公表予定
2020年4月調査 4月9日頃
2020年5月調査 5月14日頃
いずれも15:00頃を予定
「ESPフォーキャスト調査」とは
経済企画協会が2004年から実施してきた「ESPフォーキャスト調査」事業を2012年4月より日本経済研究センターが引き継ぎました。 この調査は日本経済の将来予測を行っている民間エコノミスト約40名から、日本経済の株価・円相場を含む重要な指標の予測値や総合景気判断等についての質問票に毎月回答頂き、その集計結果から、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするものです。