最新の調査のポイント

新型コロナ感染で、4~6月期は年率マイナス11.08%成長 -7~9月期はプラス成長、20年度実質成長率はマイナス3.09%-

2020/04/10

「ESPフォーキャスト調査」とは

経済企画協会が2004年から実施してきた「ESPフォーキャスト調査」事業を2012年4月より日本経済研究センターが引き継ぎました。 この調査は日本経済の将来予測を行っている民間エコノミスト約40名から、日本経済の株価・円相場を含む重要な指標の予測値や総合景気判断等についての質問票に毎月回答頂き、その集計結果から、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするものです。

―お知らせ―

■2020年4月調査結果全文を公表しました。(2020年4月10日)

■2020年4月調査結果(速報)を公表しました。(2020年4月9日)

「2018年度評価に関するテクニカルノート」を公表しました。(2019年10月24日)

 

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、4月7日に、7都府県に対して緊急事態宣言が発令され、緊急経済対策が閣議決定された。
 これを踏まえて、ESPフォーキャスト調査の4月調査では、通常調査(回答期間:3月27日~4月3日)に加え、追加調査(回答期間:4月6日~8日)を実施して新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言および緊急経済対策の発動の影響を織り込んだ予測を「特別集計」としてまとめた。

 「特別集計」の主な結果は以下のとおりである。
 ・実質GDP成長率(前期比年率)は、2020年4~6月期は▲11.08%、四半期では3期連続のマイナス成長となる。四半期(前期比年率)での2桁のマイナス成長は2009年1~3月期の▲17.8%(実績・内閣府「国民経済計算」)以来である。7~9月期は5.11%のプラスとなる。4~6月期の需要項目の伸びは、個人消費(前期比▲2.98%)、民間設備投資(同▲3.19%)、輸出(同▲11.87%)、輸入(同▲6.38%)とマイナス幅が1~3月期よりさらに拡大する。
 ・年度の成長率予測は、20年度は名目が▲2.43%、実質が▲3.09%である。内外需とも成長率にマイナスに寄与するが、特に内需の落ち込みが大きい。
 ・消費者物価上昇率は、10~12月期の▲0.28%まで低下する。20年度は▲0.12%、21年度は0.39%の見込み。
 ・新型コロナウイルス対策として想定する財政出動の規模の平均は、2019・20年度の合計で名目GDP比5.76%である。

予測記録(中位・高位・低位平均データ、長期予測総平均)(EXCELファイル)

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調査結果の公表予定

2020年5月調査 5月14日頃  
2020年6月調査 6月16日頃  
いずれも15:00頃を予定

過去の調査結果はこちら