最新の調査のポイント

20年度はマイナス6.12%成長-7~9月期成長率は年率14.15%

2020/10/07

「ESPフォーキャスト調査」とは

経済企画協会が2004年から実施してきた「ESPフォーキャスト調査」事業を2012年4月より日本経済研究センターが引き継ぎました。 この調査は日本経済の将来予測を行っている民間エコノミスト約40名から、日本経済の株価・円相場を含む重要な指標の予測値や総合景気判断等についての質問票に毎月回答頂き、その集計結果から、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするものです。

―お知らせ―

「2019年度評価に関するテクニカルノート」を公表しました。(2020年10月14日)

「2019年度優秀フォーキャスターに聞く」を公表しました。(2020年10月14日)

「景気の転換点予測をフォーキャスターに聞く」を公表しました。(2020年10月14日)

2019年度優秀フォーキャスターを公表しました。(2020年10月7日)

調査レポート「コロナ前水準回復は3年以上先 ―ESPフォーキャスト調査における見通しの推移― 」を公表しました。(2020年8月14日)

 

ESPフォーキャスト10月調査(回答期間:9月25日~10月2日)の主な結果は以下のとおりである。

  • 2020年7~9月期の実質GDP成長率(前期比年率)は14.15%と、9月調査とほぼ同じであった。ただし、内外需別寄与度とみると、9月調査と比べて内需が低下して外需が上昇するという変化がみられる。これは、個人消費と設備投資と輸入が下方修正された一方、輸出が上方修正されたためである。設備投資と輸出入については、高位8機関平均と低位8機関平均の差は9月調査より拡大し、フォーキャスターの見方に幅が出てきている。10~12月期以降は伸び率を鈍化させつつ、成長率はプラスで推移する。
  • 2020年度の実質GDP成長率も▲6.12%と、9月調査とほとんど変わらなかった。需要項目別には、設備投資と輸入が9月調査から下方に、輸出が上方に修正された。21年度は3.43%のプラス成長に転じる。
  • 消費者物価上昇率は、2020年10~12月期まで下落幅が拡大した後、徐々に上昇へ転じていく。20年度は前年比▲0.40%とマイナスだが、21年度は0.25%のプラスに転じる見通しである。失業率の予想は、20年7~9月期から21年1~3月期まで8月調査より下方修正され、ピークの20年10~12月期は3.38%にとどまる。
  • 新対ドル円レートは、2020年度は8月調査以降円高方向への修正が続いて106.45円の見込み。中国、米国、ユーロ圏の2020暦年の成長率は上方修正され、それぞれ1.96%、▲4.93%、▲8.32%である。
  • 新型コロナウイルス対策として想定する財政出動の規模の平均は、2019・20年度の合計で名目GDP比9.07%である。

予測記録(中位・高位・低位平均データ、長期予測総平均)(EXCELファイル)

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調査結果の公表予定

2020年11月調査11月11日頃  
2020年12月調査12月15日頃  
いずれも15:00頃を予定

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