最新の調査のポイント

7~9月期成長率は年率0.56%減、再びマイナスに -消費、投資、輸出入とも減少-

2021/11/10

「ESPフォーキャスト調査」とは

経済企画協会が2004年から実施してきた「ESPフォーキャスト調査」事業を2012年4月より日本経済研究センターが引き継ぎました。 この調査は日本経済の将来予測を行っている民間エコノミスト約40名から、日本経済の株価・円相場を含む重要な指標の予測値や総合景気判断等についての質問票に毎月回答頂き、その集計結果から、今後の経済動向、景気の持続性などについてのコンセンサスを明らかにするものです。

―お知らせ―

「2020年度評価に関するテクニカルノート」を公表しました。(2021年11月10日)

「2020年度優秀フォーキャスターに聞く」を公表しました。(2021年10月20日)

2020年度優秀フォーキャスターを公表しました。(2021年10月7日)

調査レポート「コロナ前水準回復、2023年にも ―ESPフォーキャスト調査長期予測からー 」を公表しました。(2020年12月15日)

 

ESPフォーキャスト11月調査(回答期間:2021年10月28日~11月5日)の主な結果は以下のとおりである。

  • 2021年7~9月期の実質GDP成長率(前期比年率)はマイナス0.56%と、10月調査より1.56%ポイント下方修正され、2四半期ぶりのマイナス成長となる。輸出入、設備投資、個人消費が下振れ、すべて4〜6月期より減少する。成長率は10~12月期に4.93%へ高まるが、それ以降鈍化する。なお、7~9月期の成長率を回答者37人中29人はマイナス、1人がゼロ、7人がプラスとみる。
  • 年度の実質GDP成長率の予想は、2021年度は3.12%、22年度が2.84%、23年度は1.31%である。
  • 消費者物価上昇率は、10月調査より上方修正され、2021年10~12月期に0.45%とプラスに転じた後、23年1〜3月期まで0.3%から0.8%の間で増減する。年度では、2021年度は0.00%(マイナス)、22年度はプラスに転じる。
  • 原油価格は引き続き上方修正され、2021年に69.86ドル/バーレル、22年は71.04ドル/バーレルとなる見込み。対ドル円レートは10月調査より円安に修正され、21年度は111.25円、22年度は111.84円という見通しである。
  • 半年から1年後にかけて景気上昇を抑えるリスクとして、「中国景気の悪化」と「新型コロナウイルスの感染状況」を挙げる回答が多く、それに「原油価格の上昇」が続く。
  • 中国製造業PMI(国家統計局公表)の見通しは、2021年10〜12月期は「下降」という回答が多く、22年1〜3月期は「横ばい」が増加、4〜6月期以降は「上昇」という回答が多くなる。

予測記録(中位・高位・低位平均データ、長期予測総平均)(EXCELファイル)

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調査結果の公表予定

2021年12月調査12月15日頃   
2022年1月調査1月13日頃   
いずれも15:00頃を予定

過去の調査結果はこちら