GAFA時代の競争政策のあり方を考える~良き社会のための経済学

ジャン・ティロール・仏トゥールーズ・スクール・オブ・エコノミクス・チェアマン(米MIT客員教授、2014年ノーベル経済学賞受賞者)
モデレーター)安田洋祐・大阪大学大学院経済学研究科准教授
  
*英語で進行します。
*お申込の際、備考欄に会社名の英文表記をご記入ください。また、講師へのご質問がおありでしたら備考欄にお書きください(日本語で構いません)。 
開催:
10月30日(火) 10:00~11:30

料金:会員、非会員とも無料

会場:日本経済新聞社東京本社ビル 6階カンファレンスルーム

受付終了

 デジタル時代の加速と共に競争環境が激変しています。GAFAやFAANGと総称される一握りの米国のテクノロジー企業によるグローバルな市場支配、またBATJと呼ばれる中国の4大ネット企業の台頭が明確になっています。このセミナーでは、世界で最も影響力のある経済学者の一人で、「良き社会のための経済学」を説くティロール教授を迎え、今後の競争政策のあり方を考えます。前半を同教授による講演、後半を気鋭の日本人経済学者、安田洋祐・阪大准教授の司会による質疑を予定しています。

「良き社会のための経済学」の内容紹介はこちら 。

*お申し込み画面の備考欄に会社名の英語表記をご記入ください。また、講師へのご質問がおありでしたら備考欄にお書きください(日本語で構いません)。 

■講師略歴
 ジャン・ティロール(Jean Tirole) 1953年生まれ。フランスの経済学者。国際的に著名な経済研究機関であるトゥールーズ・スクール・オブ・エコノミクス(表記は英文、略称TSE)のチェアマン。トゥールーズ高等研究所(IAST)執行委員会議長を兼ねる。米マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得し、同大学教授や仏エコール・ポリテクニーク教授を歴任した。専門は産業組織論、規制、金融論、マクロ経済学、心理学との学際領域など。200本余りの国際学術論文、12冊の学術書を執筆し、一般向けに「良き社会のための経済学」(原著2016年、邦訳は2018年8月に日本経済新聞出版社から)を刊行した。2014年に「市場支配力と規制」に関する功績でノーベル経済学賞を受賞

 安田洋祐(やすだ・ようすけ) 1980年生まれ。東京大学経済学部卒業、米プリンストン大学で博士号を取得。政策研究大学院大学助教授を経て、2014年4月から大阪大学大学院経済学研究科准教授。専門はゲーム理論。
【後援】日本経済新聞社、日本経済新聞出版社