新時代の競争政策

杉本和行・
公正取引委員会委員長
開催:
11月12日(月) 15:00~16:30

会場:日本経済新聞社東京本社ビル 6階会議室

受付終了

 経済がグローバル化する中で国際カルテルの摘発が増加するなど、各国の競争当局と協力しながら、競争政策を執行することが求められるようになっています。 また、EUが5月に一般データ保護規制(GDPR)を施行し、違反者に巨額の制裁金を課すことでも話題となりました。公正取引委員会では、グーグルやアマゾンなどプラットフォーマー型企業の行動に関するルール整備に向け、経済産業省、総務省と合同で検討を始めており、利用者や取引先の保護とビジネス拡大の両立を目指しています。

  新しい時代の競争政策をけん引して来られた杉本委員長に、競争政策の国際化・経済のデジタル化をキーワードに、議論の最前線と課題について話していただきます。

【ご略歴】(すぎもと かずゆき)1974年東京大学法学部卒、大蔵省入省。2001年総理大臣秘書官、主計局次長、05年官房総括審議官、06年官房長、07年同主計局長、08年財務事務次官、09年7月財務省顧問。 10年東京大学公共政策大学院教授、2011年みずほ総合研究所理事長、TMI総合法律事務所客員弁護士などを経て、13年3月公正取引委員会委員長、18年3月再任。