【Webセミナー】ライブ配信
中国におけるデジタルプラットフォーマー ―規制強化の背景とその影響

西村友作・対外経済貿易大学教授
聞き手)伊集院敦・日本経済研究センター首席研究員
*要申込
開催:
05月17日(火) 14:00~15:00

料金:会員無料、一般8000円(税込)

会場:---

受付終了

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*開催後、収録動画の配信はございません

中国最大のデジタルプラットフォーマー「アント・グループ」の主な収益源は、祖業の決済から、ビッグデータとAIを活用した小口融資事業へと転換しています。小口融資は当初、資産担保証券を発行し資金を調達していましたが、規制強化を受け、提携金融機関との「連合融資」に調達先をシフトし融資規模を拡大させてきました。このような規制逃れを問題視した金融当局は規制強化へと舵を切りました。過度な規制強化は、プラットフォーマーのみならず、企業・消費者、金融機関など幅広いセクターにまで影響を及ぼし、中国経済の減速をもたらすリスクとなり得ます。

■講師略歴
(にしむら ゆうさく) 2002年から北京在住。10年対外経済貿易大学経済学博士取得、同大学日本人初の専任講師。同副教授を経て18年から現職。日本銀行北京事務所客員研究員。専門は中国経済・金融。近著に『数字中国(デジタル・チャイナ)―コロナ後の「新経済」』(22年2月、中公新書ラクレ)