- 開催:
- 07月06日(水) 14:00~15:00
料金:会員無料、一般8000円(税込)
会場:---
*Zoomウェビナーでは、開催日1営業日前に事前登録用のURLをお送りします。迷惑メールに入ることがございますのでご確認ください
*開催後、収録動画を配信いたします
コロナ禍では、資金繰りに苦しんだ中小企業に金融機関や政府から手厚い金融支援の手が差し伸べられました。支援は倒産を歴史的な低水準に抑え込むという大きな効果を発揮した一方で、ゾンビ企業の延命につながるのではないかとも懸念されています。日本の中小企業金融ではコロナ前から、ゾンビ企業への支援だけでなく、地域金融機関による越境貸出、政府系金融機関による民業圧迫、メガバンクや地域金融機関による合併など、中小企業の資金繰りにとって大きな影響をもたらしそうな事象が数多く起きています。今回は、これらの実態を様々なエビデンスで語っていただくとともに、ポストコロナでの中小企業金融のあり方を論じていただきます。
■講師略歴
(うえすぎ いいちろう) 1993年東京大学経済学部卒業、2000年カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了(Ph.D. in Economics取得)。通産省(現経済産業省)、資源エネルギー庁、中小企業庁、一橋大学経済研究所准教授を経て、15年から現職。著書に『中小企業金融の経済学』(22年6月)など