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小林光のエコ買いな? (第41回)

再生可能エネルギー100%への道(中)水素、供給者論理だけでは普及に限界も

日中の挑戦例から

 

2019/08/07

 (上)では、一次エネルギー全般に占める再生可能エネルギーの比率を100%に高める努力を続ける福島県と米国ハワイ州について、グリッドレベルでの工夫を見た。今回は、その上流、一次エネルギーとしての太陽光発電電力を電力利用するだけでなく、水素に変換することもして、化石燃料の代替を含めた一層幅広い役割を再エネに担わせよう、という動きをレポートしよう。結論から言えば、ここでも、ユーザーは放置され、供給サイドの思惑が先行していた。大昔の経済学上の法則、「セーの法則」、すなわち、供給は需要を自ずと見つける、という考えに期待するわけにはいかない。すばらしい製造技術に加え、すばらしい需要創出努力も要るのではないかと痛感された。

 ※2017年8月以前のバックナンバーはこちら(旧サイト)をご覧ください。