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2050年への構想 メガ・リージョナリズムの時代研究会

コメ関税「10年で廃止」受け入れを

生産調整やめ価格競争力を
直接所得補償で農業と農地を守れ

 

2015/06/05

 大詰めの環太平洋経済連携協定(TPP)交渉では、日本の農産物の関税引き下げが焦点の1つだ。中でも米は象徴的存在だ。保護を重ねてきた結果、高コストの農家が残り、十分な所得をあげられない状況が目に付く。コメ農業に活力を取り戻すため、TPPにあわせて本格改革に踏み切るべきだ。零細は農業に従事している場合が多い高齢者の世代交代を見据え、10年後の2025年に向けた関税廃止受け入れを提言する。生産調整の完全撤廃と直接所得補償の導入を組み合わせ、強い農業の創出を進めるべきだ。

バックナンバー

2016/10/07

反グローバリズムを超えて ―国内改革で自由化の恩恵共有を

「メガ・リージョナリズムの時代」研究報告書

メガ・リージョナリズムの時代

主査:岩田 一政

2016/09/08

第4次産業革命をテコに脱炭素社会を

経済構造全体の再設計を検討せよ
ー2020年度までに抜本見直しをー

エネルギー・環境選択の未来

2016/08/08

通信競争改革からの教訓とサイバーセキュリティの展開

ICTフル活用には、サイバー攻撃対策に傾注せよ
-電力自由化、スマートメーターの売り切りなどに課題

情報通信技術が変える経済社会研究会・エネルギー環境の未来を語るラウンドテーブル合同会合

2016/03/23

“第4次産業革命”への備えを

-ICT戦略と国家戦略・経営戦略の深い統合を

情報通信技術が変える経済社会「2015年度報告」

2015/11/27

《TPP合意と通商政策》早期批准で「メガ」拡大主導を

-投資・競争の土俵整備へ大きな一歩
-TPP活かす国内改革・基盤整備を

メガ・リージョナリズムの時代研究会

2015/11/20

《TPP時代の農業改革》10年で農業再生 見取り図描け

-減反廃止と直接支払いで競争力を
-農地所有・利用の責任、より明確に

メガ・リージョナリズムの時代研究会

2015/08/06

経済成長と環境保全の調整で揺れ続けた日本

-COP21前に温暖化対策の歴史を振り返る

エネルギー・環境の未来「気候変動対策と日本の取り組み動向」

小林 光