2017年11月14日(火)に第15回会合を開き、第四次産業革命時代の化学産業の可能性と課題について議論した。地球環境問題への対応を軸とした環境規制強化は、化学産業にとって課題でもあり、ビジネスチャンスでもある。自動車の軽量化やエレクトロニクスの技術進歩、多様な医療ニーズなどを支える材料提供は化学産業の発展のカギを握る。AI(人工知能)、IoT(モノのインターネット)、ビッグデータを活用することで材料開発にとどまらないビジネス機会拡大にもつながる可能性がある。ただ事業の可能性が広がるとともに自社開発だけでなく、オープンなイノベーションを追求する必要性も高まる。
日本経済研究センター
バックナンバー
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