2017年12月21日(木)に第16回会合を開き、グローバルなIT(情報技術)ビジネスの行方と日本の置かれた状況について、米国のIT業界に詳しい技術者を招いて議論した。商品やサービスはITの世界では急速に陳腐化するため、長期を見通すビジョンなしには生き残れない。企業や個人の情報をネット通販やアプリサービス、IoT(Internet of Things)などを通じて集め、AI(人工知能)で分析して収益に結びつけるプラットフォーム企業は、米国のグーグル、アマゾン、マイクロソフトの3社になる可能性が高い。日本はIT分野で競争力を取り戻すには、人事制度や教育システムを抜本的に見直す必要がある。
日本経済研究センター
バックナンバー
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議事要旨 第5回
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- 2021/01/20
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2050年脱炭素は必然の流れ 世界はグリーンとデジタルで成長戦略
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議事要旨 第4回
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健康・医療アドバイスのみでも200億円市場
医療データのDXで幅広い恩恵の可能性
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- 2020/11/13
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議事要旨 第12回