日本経済研究センターは2月26日(水)の第6回会合において、競争政策の責任者を迎え、デジタル時代の競争政策について議論した。経済の持続的発展にはイノベーションが必須であり、そのためには反競争的な行為を是正し、イノベーションが生まれる競争環境を整備する必要がある。特にデジタル時代に経済発展や利便性向上のカギを握る情報通信技術(ICT)では、寡占・独占が生じやすく、競争政策に注目が集まっている。公正な競争環境を整備するには巨大IT企業などが保有するデータを一定の条件で開放したり、同企業などとの取引条件を透明化したりするルール整備が必要になる。
バックナンバー
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