日本経済研究センターは7月10日、人工知能(AI)とビッグデータを利用し、経済分析や予測などを目的に経済モデルの構築に取り組む産官学のエコノミストや研究者らが集まり、相互に意見交換する「AI・ビッグデータ経済モデル研究会」を立ち上げた(コロナ禍のもと第1回はオンライン開催)。人間の位置情報解析を専門とするYahoo! Japan研究所 上席研究員 坪内孝太氏を迎え、スマートフォンから得た膨大な位置情報に検索データなどを組み合わせ、解析した結果を新型コロナなどの災害対策に応用する報告があった。研究会ではこうしたビッグデータの活用の可能性や解析手法などについて活発に議論した。
バックナンバー
- 2021/01/20
-
カーボンプライシングは行動変容へつながる制度に
2050年脱炭素は必然の流れ 世界はグリーンとデジタルで成長戦略
議事要旨 第13回
- 2020/12/23
-
「経済損失型」広告、週末の外出自粛に有効
コロナ感染防止に「ナッジ理論」を活用
議事要旨 第4回
- 2020/11/24
-
健康・医療アドバイスのみでも200億円市場
医療データのDXで幅広い恩恵の可能性
活用ルールの整備を健康・医療データの価値を推計する
- 2020/11/13
-
5G、中国では月額2000円で通信事業者が提供
高速大容量のサービスが先行 中国通信機器メーカー、米中対立への対応難しく
議事要旨 第12回
- 2020/10/30
-
虎ノ門に世界につながるイノベーション発進基地
都心型コミュニティで集積を活かす Deep Tech型ベンチャーの支援には長期投資が必要
議事要旨 第11回
- 2020/10/30
-
コロナ禍で注目高まる「METI POS小売販売額指標」
ビッグデータを活用した新指標開発事業
議事要旨 第3回
- 2020/10/23
-
機械学習モデルの予測精度を評価
伝統的な時系列モデルを上回る
議事要旨 第3回