日本経済研究センターは1月22日、第5回「AI・ビッグデータ経済モデル研究会」を開催した。この日は「テキストマイニング」をテーマに2件の報告があった。1件目は東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻特任講師 坂地泰紀氏の「金融テキストマイニングの最新技術とその応用」と題する報告、2件目は日本経済新聞社日経イノベーション・ラボ シニアプロデューサー石井昌之氏と上級研究員安井雄一郎氏から「日経イノベーション・ラボの自然言語処理への取り組み」と題する報告だった。大規模な金融経済関連の記事から因果関係を抽出するなど、経済分析にテキストマイニングが広く利用されていることが示された。研究会では報告者同士の意見交換も含め、分析手法や今後の応用の可能性などを議論した。
バックナンバー
- 2021/02/10
-
AI、4つのあるべき未来
文章の自動生成、双方向な映像作品も実現 社会実装には倫理、モラルのチェック必要に
議事要旨 第14回
- 2021/02/05
-
経済分析に利用広がるテキストマイニング
大規模記事データから「因果関係」を抽出
議事要旨 第5回
- 2021/02/01
-
緊急事態宣言、ステージⅡまで継続を
21年春から消費は回復軌道に 医療・経済面で将来の恩恵大きく
- 2021/01/20
-
カーボンプライシングは行動変容へつながる制度に
2050年脱炭素は必然の流れ 世界はグリーンとデジタルで成長戦略
議事要旨 第13回
- 2020/12/23
-
「経済損失型」広告、週末の外出自粛に有効
コロナ感染防止に「ナッジ理論」を活用
議事要旨 第4回
- 2020/11/24
-
健康・医療アドバイスのみでも200億円市場
医療データのDXで幅広い恩恵の可能性
活用ルールの整備を健康・医療データの価値を推計する
- 2020/11/13
-
5G、中国では月額2000円で通信事業者が提供
高速大容量のサービスが先行 中国通信機器メーカー、米中対立への対応難しく
議事要旨 第12回