一覧へ戻る
AI・ビッグデータ経済モデル研究会 議事要旨 (第6回)

3週間の緊急事態宣言では再々発出の恐れも

変異株のもと疫学マクロモデルで試算

 

2021/04/30

日本経済研究センターは4月23日、第6回「AI・ビッグデータ経済モデル研究会」を開催した。早稲田大学准教授久保田荘氏から「コロナ危機のマクロ経済分析」と題して報告があった。内容は2本立てで、1つめはマネーフォワード社の家計簿アプリデータを用いて昨年の特別定額給付金の消費への反応をみたものであり、家計の流動性制約の影響が大きいという。2つめは疫学マクロモデルを用いて緊急事態宣言による新型コロナ感染者数や経済への影響を分析したものである。研究会当日に再発出された緊急事態宣言を念頭に置いて試算すると、5月末までに変異株に置き換わる場合、3週間では新規感染を抑制できず、再々発出の恐れもあるという。報告後、変異株に対するワクチンの有効性や宣言慣れをどのようにモデルで考慮するか、また今後の分析の可能性などを議論した。

バックナンバー

2022/02/10

コロナ禍で改良目指すGDPナウキャスト

定期公表を始めた2つのモデルの成果と課題

議事要旨 第11回

2022/01/05

資産運用で広がるAIの参入余地

目的・機能に応じた資産配分が新トレンド

議事要旨 第10回

2021/11/02

企業退出と不正会計の予測精度高める機械学習

実務的ニーズ踏まえてモデル構築

議事要旨 第9回

2021/09/24

経済学で紐解くビジネスネットワーク

名刺データからキーシティー特定も

議事要旨 第8回

2021/06/24

深層学習と経済理論の連携で予測精度改善

モデルの「賞味期限」の短さに対応

議事要旨 第7回

2021/04/30

3週間の緊急事態宣言では再々発出の恐れも

変異株のもと疫学マクロモデルで試算

議事要旨 第6回

2021/02/05

経済分析に利用広がるテキストマイニング

大規模記事データから「因果関係」を抽出

議事要旨 第5回