日本経済研究センターは10月14日、第14回「AI・ビッグデータ経済モデル研究会」を開催した。「深層学習理論のフロンティア」をテーマに、東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻准教授 鈴木大慈氏から報告があった。
幅広い分野で普及しつつある深層学習が、予測誤差に関して「浅い」学習法よりも優位性を持つのはなぜか、原理の究明が求められるなか、最先端の研究成果の紹介があった。
報告後、理論が応用にどう活かされるか、深層学習がうまくいかないのはどういうケースか、などについても議論した。
バックナンバー
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原理の究明求められる深層学習の優位性
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