※2024年1月刊行予定
アジア経済に関する諸問題を多角的に取り上げ、政策形成につながるメッセージを英文で世界に向けて発信します。年2回発行です。
「脱グローバル化」をテーマにしたAEPR会議が、国内外の専門家を招き、オンライン形式で4月14日に開かれました。これまで世界の市場や生産などの経済活動が国や地域の垣根を越えて統合し、発展していくグローバル化が進んできましたが、米中対立やロシアのウクライナ侵攻などにより、これまでのグローバル化の流れとは異なる、あるいは逆行する動きがでてきています。今回の会議では、基軸通貨など世界の金融システムの動向、サービス業におけるグローバル化の新たな動き、WTOが脱グローバル化に与える影響、アジアを中心としたサプライチェーンの変化などについて、活発な意見交換が行われました。会議に提出された論文は、会議の内容を踏まえて加筆・修正され、エディターの審査を経て、2024年１月に刊行予定です。収録予定論文
Editors’ Overview
伊藤 隆敏 (コロンビア大学)
岩田 一政 (日本経済研究センター)
コリン・マッケンジー (慶應義塾大学)
浦田 秀次郎 (早稲田大学)
International Finance and Geopolitics
バリー・アイケングリーン（リフォルニア大学バークレー校）
Implications of Deglobalization on Energy and Carbon Neutrality in Asia and the Pacific Region
有村 俊秀（早稲田大学）
杉野 誠（法政大学）
Foundational AI Models: What Role for Trade Policy?
ジョシュア・メルツァー（ブルッキングス研究所）
Deconstructing Deglobalisation: The Future of Trade is in Intermediate Services
リチャード・ボールドウィン（国際開発研究大学院大学）
レベッカ・フリーマン（イングランド銀行、アメリカ経済政策研究センター）
アンジェロス・テオドラコポウロス（アストン・ビジネススクール）
The WTO As a Bulwark Against Deglobalization
サイモン・エヴェネット（ザンクトガレン大学）
Supply Chain Decoupling: Geopolitical Debates and Economic Dynamism in East Asia
安藤 光代（慶応義塾大学）
早川 和伸（ジェトロ・アジア経済研究所）
木村 福成（慶応義塾大学）
伊藤 隆敏（コロンビア大学教授）
岩田 一政（日本経済研究センター理事長）
浦田 秀次郎（早稲田大学教授）
マネージング・エディター
コリン・マッケンジー（慶応義塾大学教授）
アソシエート・エディター
モハメド・ハティブ・バスリ（インドネシア大学シニアレクチャラー、元インドネシア財務相）
ハル・ヒル（オーストラリア国立大学教授）
黄 益平（北京大学教授）
キャッシー・リー（東南アジア研究所（ISEAS))
イ・ジョンファ（高麗大学教授）
野口 晴子（早稲田大学教授）
マーカス・ノーランド（ピーターソン国際経済研究所副理事長兼ディレクター）
ソムキアット・タンキトバンチ（タイ開発研究所所長）
澤田 康幸（東京大学教授）
バックナンバー
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学術誌｜Asian Economic Policy Review （第18巻2号）高等教育
Higher Education
2023/07/28
※本誌はWiley Online Libraryからご購入頂けます
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学術誌｜Asian Economic Policy Review （第18巻1号）アジアにおける不平等、社会正義、福祉
Inequality, Social Justice and Welfare in Asia
2023/02/09
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学術誌｜Asian Economic Policy Review （第17巻2号）アジアのデジタル金融
Digital Finance in Asia
2022/07/29
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学術誌｜Asian Economic Policy Review （第17巻1号）新型コロナウイルス感染症とアジア
The COVID-19 Pandemic and Asia
2022/01/28
※ 本誌はWiley Online Libraryからご購入頂けます
