トップ » 研究リポート » Discussion Paper » 119

Discussion Paper 119 2009.4

バンドパスフィルターによる月次GDPギャップの計測
後方移動平均型の試算と予測との結合




山澤成康・日本経済研究センター研究本部主任研究員/跡見学園女子大学マネジメント学部教授

全文/Discussion Paper No.119全文/Discussion Paper No.119

概要

 月次GDPにバンドパスフィルターを用いて、GDPギャップによる景気指標を作成した。BK(Baxter and King)フィルターやCF(Christiano and Fitzgerald)フィルターのほか、実用的な後方移動平均フィルターを作成した。
 また、経済予測の予測データを組み合わせることにより、@BKフィルターを直近まで計算するA予測値にCFフィルターや後方移動平均フィルターを適用することで、予測値で内在的に想定している景気転換点を把握すること――を試みた。世界的な金融危機が進む状況の中では、ランダムウォークなどを前提にした時系列分析的な予測よりは、最新のデータを織り込んだ予測機関による予測を使用した方が精度の高い結果が得られる可能性がある。
△このページのトップへ