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Discussion Paper 124 2009.10

景気指標としての月例経済報告




山澤成康・日本経済研究センター研究本部主任研究員/跡見学園女子大学マネジメント学部教授

全文/Discussion Paper No.124全文/Discussion Paper No.124

概要

この論文では月例経済報告の基調判断を景気指標として使うことを試みた。まず、難解だと言われる月例経済報告の言葉の推移、用法などを整理した。次に月例経済報告の景気判断がどの程度遅れるのかについて検証した。また文章情報である月例経済報告を数値化した「月例経済報告指数」を作成した。この指数は景気動向指数のCIやDIに比べてより早い景気判断ができることを明らかにした。内閣府は2007 年から景気動向指数を発表すると同時に、「改善」「悪化」などの言葉を使った基調判断も発表している。こうした基調判断の判定法を見直す際にも、本研究は役立つと考えられる。2009 年9 月に民主党政権に変わり、月例経済報告のあり方が変わるかもしれない。その際には資料として貴重なものになろう。
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