日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ポイント▼・米国景気の回復をけん引してきた個人消費は、基調として弱く、期待できず・信用バブル崩壊を経て米国家計は、身の丈にあった消費へ回帰している可能性・雇用回復に向け輸出に賭けるオバマ政権。ドル安が必要となるが、資金流入細る危険.