日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ポイント▼・2004〜06年度にかけ復調した民間建設投資は、リーマン後落ち込み、足もとも低迷続く・製造業の海外移転、不動産証券化市場の縮小、少子高齢化、Eコマースの進展が下押し・環境対応、介護施設需要、海外展開などの商機を高度な技術力でつかめば活路.