日本経済研究センター経済予測班では、経済予測・分析の中で見えたトピックスに焦点を絞ったリポート、「経済百葉箱」を創刊します。経済はしばしば気象にたとえられますが、「百葉箱」はご存知のように、気温や湿度を正確に測定するための箱であり、「観測」の原点となる存在です。本リポートは随時掲載します。
▼ポイント▼・インド経済は、この先も高成長が続く。東アジアへの一極集中を緩和する上でも、インドに要注目・インドには、双子の赤字、農業の近代化、インフラ整備、格差縮小など課題が少なくない・インド市場を巡り他国との競合は必至。民間企業の創意工夫を、政府が支援する姿勢も不可欠.