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2017.12 産業ピックアップ

主要産業で急低下する生産性の伸び
―訪日外国人の需要には期待
―ICTの進化・深化、人口減に対応できず産業衰退の懸念も

 産業調査班は第44回中期経済予測(標準シナリオ、2017年10月31日公表)を受け、主な産業について2030年度までの見通しをまとめた。人口減少・高齢化、ICTの進化・深化に対応できず、主要産業の労働生産性の伸びは急低下する可能性が高い。産業全体が中期的には衰退の道を辿ることも考えられる。生産性の革命的な改善が必要だ。

2018年3月に中期経済予測が公表する改革シナリオに合わせて、国内産業の衰退を防ぐ産業版「改革シナリオ」をまとめる予定です。
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図表1 労働生産性の伸びの予測(15年間の積算)


(注)労働生産性=経済活動別GDP/労働時間・人
(資料)国民経済計算年次推計、鉱工業指数、第三次活動指数

産業調査報告


総論  小林辰男・主任研究員
(1)農業・食料品:政府目標の19年農産物輸出1兆円、達成厳しくJCER NET メンバー限定  中三川卓(足利銀行より派遣)
(2)化学:エチレン生産は30年までに20%弱減少し、520万トンにJCER NET メンバー限定  安藤璃人(横浜銀行より派遣)
(3)鉄鋼:2030年度までに粗鋼生産の年間1億トン割れが定着するJCER NET メンバー限定  増川雄二(日建設計より派遣)
(4)機械:成長続くも、グローバル需要の取り込みが競争力維持のカギJCER NET メンバー限定  笹野美来(曙ブレーキ工業より派遣)
(5)エレクトロニクス:多くの製品で国内生産の維持が困難にJCER NET メンバー限定  佐々木瑛司(八十二銀行より派遣)
(6)自動車:世界生産は拡大するものの、国内販売、生産は縮小JCER NET メンバー限定 三林新太郎(中部電力より派遣)
(7)情報通信:クラウド化進みインターネット付随サービス業がけん引JCER NET メンバー限定  佐藤貴憲(日本総合研究所より派遣)
(8)運輸:内需と外需で明暗が分かれる形にJCER NET メンバー限定  村橋賀雄(武蔵野銀行より派遣)
(9)小売:2020年にはネット通販が小売業の首位にJCER NET メンバー限定  庄司有衣(東日本銀行より派遣)
(10)建設・不動産:新築住宅の価格は高騰、中古へのシフトが拡大JCER NET メンバー限定  原 啓将(ヤマトグループ総合研究所より派遣)
(11)観光:訪日外国人数の拡大は続き、2030年には6,000万人を超えるJCER NET メンバー限定  西岡啓佑(東海旅客鉄道より派遣)
(12)医療・介護:医療介護費が財政・家計を圧迫。人手不足も継続するJCER NET メンバー限定  種藤誠也(秋田銀行より派遣)
(13)フィンテック:金融機関とITベンチャー企業の連携進むJCER NET メンバー限定  加藤 肇・副主任研究員
全文JCER NET メンバー限定 
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