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2010 年度金融研究報告書

2010 年度金融研究報告書
2011年3月発表


前田昌孝・日本経済研究センター主任研究員 、平田英明・日本経済研究センター研究本部副主任研究員/法政大学経営学部准教授

5,000円 (非会員価格 10,000円) +税(送料別)・A4、103ページ

概要

 更新履歴 
  • 2011/4/15: 「2010年度金融研究報告書」全文を掲載 New!

  •  東日本大震災やそれに伴う福島第一原子力発電所の事故が、わが国を大きな危機にさらしている。経済面では、年後半以降に復興需要が見込まれるものの、長年にわたって蓄積された資本の喪失や電力供給能力低下に伴う稼働率の低下が、わが国の供給能力を押し下げることになるだろう。このような状況下、復興に向けた資金需要に応えていくことが金融セクターに課せられた使命であり、金融システム・金融市場の安定化が政府・中央銀行の使命であろう。

     今回の金融研究班レポートは、地震発生前に作成したものではあるが、これらの使命に直結する内容を取り扱った分析である。

     第1章「企業が直面する為替レートと収益・事業展開への影響」では、円高化が企業業績に与える影響を分析する。企業へのアンケート結果やマクロ・ミクロの経済データを用い、実質実効為替レートの水準に比べ、企業の実感としては円高感が強いことの背景を探る。また、為替変動リスクの軽減に向けた企業の中長期的な対応や、円高抵抗力の向上をめぐる考察をする。

     第2章「FX-レバレッジ規制の是非を問う」では、短期的な為替変動に大きな影響を与えるとされ、取引量が急拡大している外国為替証拠金取引について、基本的な仕組みと強化される規制の現況を整理する。そのうえで、投資者保護と金融市場の活性化とのバランスがとれた規制の重要性を示す。


     第3章「バーゼルVと銀行経営」では、バーゼルVの重要項目について、現時点で明らかとなっている内容を整理し、2011年3月期中間決算データを用いて、大手邦銀20行について、自己資本比率規制への対応状況を分析する。また、邦銀の国債保有の増加が内包するリスクについて定量的な評価をする。

     第4章「都道府県別・地域潜在力の試算」では、地域経済を金融面から支える地域金融機関にとって必要不可欠な地域の経済力や潜在力を計測する。具体的には、「労働」「資本」「全要素生産性」の観点から試算した「マクロ経済学的アプローチ」と、「人的リソース」「経済インフラ・金融リソース」「イノベーション・地政学」の各要素を集計した「競争度インデックスアプローチ」という2つの接近法による試算方法と結果を示す。

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    第1章 企業が直面する為替レートと収益・事業展開への影響 〜 円高への抵抗力は高まるが、なお残る恐怖症 〜

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    第2章 FX-レバレッジ規制の是非を問う〜 一律ではなく、適合性の原則に則った規制へ 〜

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    第3章 バーゼルVと銀行経営 〜 存在感増す国債 〜

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    第4章 都道府県別・地域潜在力の試算〜 2つのアプローチ方法から見えてくるもの 〜

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