インドシナ半島の南部を横断する「南部経済回廊」が経済発展ベルト地帯になるとの期待が高まっている。タイの首都バンコク、カンボジアの首都プノンペン、ベトナム最大の都市ホーチミンという中心都市を結び、さらにインド洋への窓口となるミャンマー・ダウェーへと抜ける幹線道路だ。「東南アジア諸国連合(ASEAN)経済共同体(AEC)」の2015年末の発足を機に、南部回廊を走破し沿線の産業集積やASEAN統合の実態を探った。(上)ではカンボジア、(下)では軍事政権下のタイの現状をリポートする。
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