北朝鮮の4回目の核実験を受け、国連安全保障理事会が2016年3月2日に新たな制裁決議を採択してから半年。北朝鮮は5月に開催した36年ぶりの党大会で金正恩政権の基盤を固め、経済建設と核武力建設の並進路線を進めている。ミサイル発射などで相次ぐ挑発行為に国際社会の圧力が一段と強まる中、北朝鮮の経済、とりわけ地方の経済はどのような状況になっているのか。鍵を握る友好国・中国との関係はどのように推移しているのか。7月下旬から8月上旬にかけて中朝国境の両側を訪れ、実情を探った。
◆関連レポート◆
・北朝鮮制裁半年 【下】じわり復調、中朝経済 「3重構造」で関係複雑に-対外貿易、多角化も模索
・NIKKEI Asian Review に関連記事掲載"Market forces stir in North Korea's power, property sectors"(2016年9月7日)
・韓国・中央日報(日曜版「中央Sunday」)に訪朝リポートが掲載されました。(2016年10月2日)
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