ロシアの極東地域における日本とロシアの経済協力をめぐる論議が活発になってきた。リード役は政治・経済両面の理由から東方シフトを強めるプーチン大統領と、ロシアとの経済協力を戦後日本外交の残された懸案である北方領土の返還の呼び水にしようとしている安倍晋三首相。
両首脳は会談を重ね、官民による新たな話し合いの枠組みもスタートした。しかし、この地域の開発や経済協力には課題が多く、官民の温度差も指摘される。
9月上旬に両首脳も出席してウラジオストクで開催された第2回東方経済フォーラムの模様を中心に最近の動向を紹介する。
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