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中国・アジアウォッチ シリーズ企画「米新政権とアジア」 (第6回/シリーズ企画「米新政権とアジア」)

インタビュー:米ロ改善は日ロ関係にもプラス

~アンドレイ・ベロフ福井県立大学教授

伊集院 敦
  首席研究員

2017/01/04

 シリーズ企画「米新政権とアジア」の第6回は、ロシアの出身で、ロシア経済や極東地域の動向に詳しい福井県立大学経済学部のアンドレイ・ベロフ教授に、トランプ政権の発足がロシアの東方政策や日ロ関係に与える影響などについて聞いた。


アンドレイ・ベロフ(Andrey BELOV)氏
1959年生まれ。ロシアのレニングラード国立大学大学院博士課程修了。同大学経済学部助教授、 北海道銀行証券国際部カスタマーアドバイザー、北海道地域総合研究所兼任研究員などを経て1998年、福井県立大学助教授、2003年から現職。専門はロシア経済で、極東地域の経済にも詳しい。



【第6回のポイント】

  1. 制裁緩和を望むロシア、「トランプ勝利はプーチンの勝利」の見方も
  2. 「ティラーソン国務長官」はベストシナリオ、エネルギー事業の加速に期待
  3. 極東開発などロシアの新東方政策にプラス、日本の技術や中国の金融に関心
  4. 日ロはまず相互依存システムの構築、経済協力をロシアは賞賛
  5. 北朝鮮問題での慎重なアプローチが必要

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