アジアの金融・情報拠点のひとつであるシンガポールで、地域経済調査の責任者らに2018年の展望を聞いた。
【ポイント】
- 米欧経済の堅調や半導体景気持続の恩恵もあり、アジア経済は順調に推移するとの見方が強い。
- リスクとしては米金融政策の影響、北朝鮮の核問題など地政学上の問題、タイなど選挙を控えた国内政治を挙げる声が多い。加えて2018年の注目点として、習近平体制の2期目に入った中国の動向を掲げる。
- エコノミストがアジア各地で感じるのは、経済発展と共に各国で自信が育ちつつあること、ネットなど技術が社会・経済を変えている点などだ。
バックナンバー
- 2022/05/19
-
ウクライナ戦争、防衛系スタートアップ投資加速
- 2022/04/27
-
中国で浮上する新卒の就職難 社会問題に
- 2022/03/30
-
インド3都市、タイガーなど米系VCが中核に
- 2022/03/25
-
習近平「一強」体制の行方~中国の課題と展望
- 2022/03/22
-
東アジアリスクと日中関係