アジア経済の行方は米中貿易戦争や金融市場混乱の影響で不透明感が強まっている。JCER/Nikkei「アジア・コンセンサス」調査の回答者で、シンガポールからアジア経済全体を見ているバークレイズ銀行のラホル・バジョリア調査部門ディレクターに現状や2019年の注目点を聞いた。
【ポイント】
①アジア経済は米中貿易戦争や米利上げの影響などの不確実性を抱えながらも、引き続き堅調を維持している。
②東南アジア経済全体の行方に関し、(1)消費の持続性、(2)米中貿易戦争の行方、(3)タイやインドネシアの選挙など政治リスク――に注目。
③インドネシアの経常収支、マレーシアの財政など、個々の国に特有のテーマにも注意が必要だ。
①アジア経済は米中貿易戦争や米利上げの影響などの不確実性を抱えながらも、引き続き堅調を維持している。
②東南アジア経済全体の行方に関し、(1)消費の持続性、(2)米中貿易戦争の行方、(3)タイやインドネシアの選挙など政治リスク――に注目。
③インドネシアの経常収支、マレーシアの財政など、個々の国に特有のテーマにも注意が必要だ。
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